BRACE日和 No33
2013年 09月 11日
納車するのをためらうくらいだ!
この車両のオーナー様のリクエストは
「とにかく格好いいの作って!清水さんのセンスに任せるから!いくらかかってもいいよ」
なんともうれしい言葉でしたが、いざプランに取り掛かると、とてつもないプレッシャーに!
オーナーとなるWさんはとても素敵な青年実業家の方。
色々悩んだけど、結局私が乗りたい物を作るのが一番と言うことで...
ヨーロピアンな自転車をBRACEで表現してみた。
あんまりやりすぎてしまうと、Braceの電動部分と喧嘩してしまうので、
落としどころが物凄く難しかった。
皮パーツとメッキパーツのバランスと黒パーツの処理が良い感じに収まった
これもカスタム前に【BCOS】で相当シュミレーションしたけどね。
Brooksのサドルは存在感がありすぎるから、自転車の印象を物凄く左右しちゃう。
ここまでやるとKingのヘッドも影が薄くなる。
オーナーのWさんには至極気に入っていただけ、私もうれしくなりました。
でも、車に乗せるときは、バージンロードを歩く花嫁の父の心境でした(涙)
今回の車両で、Braceのポテンシャルの高さを再確認することが出来また。
まだまだ色々な方向性のカスタムにトライしてみたいですね。
CWF店主