BRACE日和 No6
2011年 07月 18日
BLACEはベースがシンプルなトライアングルフレームなので、カスタムベースとしてはもってこい。
今回は 「タイヤ」 「グリップ」 「サドル」 をブラウン系の物に交換。
コンセプトは
「大人の乗るPAS」

フレームカラーがブラックなので、ブラウンとの相性も抜群。

そして今回のカスタムのポイントは、リアブレーキの変更。
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VブレーキはもともとMTBの競技用として開発されたものなので制動力、耐久性、軽さ、質感ともに問題はなし。
ハイスペックのブレーキと交換することで、さらに制動力を上げ、ブレーキフィーリングを向上させることも可能。
しかし、このブレーキはリムにパットを押し当てて、制動するブレーキになるため、使用できるリムが、Vブレーキ(カンチ、キャリパー)専用のものとなる。
これらはブレーキパットの当たり面が金属素材むき出しになるため、必然的に「シルバー」となる。
このシルバーがデザイン的にネックとなる。
ディスクブレーキ専用のリムではこの制約がなくなるので、リムの形状、材質、質感、カラーはどのようなものでもOKとなる。
しかし残念なことに、PAS BLACEのフレームにはディスクブレーキ用の台座がない。
またトラックエンドとなるため、追加増設もちょっと難しい。
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色々検討した結果、ローラーブレーキに交換。
インストールしたローラーブレーキは、放熱板が付いたハイグレード仕様。
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ローラーブレーキは耐久性、メンテナンス性は抜群に良く、フレームの取り付けも簡単。
欠点は製動力があまり良くなく、長い時間ブレーキをかけ続けると熱を持って、ブレーキが利かなくなる。
また重量が重いのも問題。
しかしBLACEはスポーティーモデルであって、競技のモデルではないので、強力な製動力必要なし。
長い下りでのブレーキでは、放熱板があるので、ある程度対応。
フロントブレーキがディスクなので、前後のトータル性動力はこれで十二分。
BLACEのリアハブは、ローラーブレーキ取り付けが出来る形状になっている。
もともと重いBLACEなので、多少の重量増は問題なし。
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見た目もバッチリきまりました。
少し走った感じでは、制動力も問題なし(フロント:リア=7:3)
これで、ディスク用の格好いいリムに交換することが出来るようになりました。
乞うご期待!